NST(Nutrition Support Team)は、栄養障害のある患者様に適切な栄養療法が行われているかをチェックし、最適の栄養管理を提供するためのチームです。医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士等が協力して週1回、回診を行っています。褥瘡のある患者様や嚥下機能障害のある患者様は低栄養に陥る可能性が高いため、特に積極的に栄養サポートを行っています。
薬剤師の役割は、主に患者様の使用薬剤(内服薬、経腸栄養剤、注射薬、輸液等)の確認と処方提案、薬剤と食物の相互作用の確認、薬剤による栄養障害関連の副作用の確認等です。その他に、褥瘡チームと連携して、病院職員の教育、知識習得のため、定期的な勉強会、講習会を開催し、栄養関連製剤(医薬品)の情報提供を行っています。