放射線科
当院の放射線科の紹介です。
Radiology
画像診断部門
骨密度測定装置(デキサ):H25年導入 ホロジック社「QDR-SL」
日本骨代謝学会承認の診断基準をもった装置の導入により、骨密度精密診断ができるようになりました。由利本荘地区で骨粗鬆症の精密検査ができるのは、唯一当院だけです。
マンモグラフィー(乳房撮影)装置:H27年12月導入 SIEMENS社「MAMMOMAT Inspiration」
当院のマンモグラフィがデジタル写真となります。撮影後はすぐに医師のもとに画像が配信されます。その他にも、厚生連の病院では当院が初めて”トモシンセス”機能を兼ね備えたMMG装置を導入します。”トモシンセス”はデジタル処理により乳房を薄くスライスした画像をつくり、乳がんの診断にとても有効な機能です。
当院では、マンモグラフィ健診を適切な技術で行えるという施設認定を有しております。8名のマンモグラフィ健診認定技師も撮影を担当しております。
CT装置:H16年導入 GE社「Light speed」、H25年導入 SIEMENS社「Definition FLASH」、H25年導入 AZE社「雷神」(3D画像作成用装置)
最新のCT装置は、全身を約1秒で撮影することができるようになり、検査であびるX線量も劇的に減りました。
また、心臓の検査は以前より負担が少なく、精密にできるようになりました。CTで撮影したデータは、同じく最新の画像作成用装置(AZE社製)を使って、血管や心臓の3D画像をつくります。
MRI装置(1.5T):H12年導入 GE社「Sign」
装置の見た目はCTによく似ていますが、MRIの場合はX線を使わずに強い磁力を利用して、いろいろな部位の様々な角度の断面画像を得るこができます。
当院では、急性脳疾患の診断には欠かせないMRI検査を当院では夜間も対応しております。その他、腹部疾患や靭帯・骨損傷の検査を行っております。
※MRIではペースメーカーが体内に入っている方は検査をすることができません。その他にも注意事項がありますので、検査を受ける際は担当技師にお尋ねください。
循環器撮影装置
主として心臓カテーテル検査や急性心筋梗塞時の経皮的再環流治療、ステント術などを行っています。
頭腹部血管撮影装置 : H18年11月導入 Philips社「血管撮影装置」、H27年11月 Philips社 新装置稼働開始
主に脳神経外科による頭部アンギオと循環器内科による心臓カテーテル検査を行っています。夜間救急時の治療も行っており、由利地域の中核病院としての役割を担っています。平成27年11月には、もう一台の装置を導入し、さらに緊急検査や治療に対応できるようになります。 主として頭頚部血管の造影検査や経皮的な治療、腹部などの血管造影検査や薬剤等を使用 した治療を行なっています。
対外衝撃波尿路結石破砕装置
腎結石や尿管結石を切らないで破砕して体外に排出させて治療を行ないます。